オーストラリア体験セット
「オーストラリア体験セット」とは、日本の児童生徒がオーストラリアについて学び、異文化理解を深めることを目的として豪日交流基金が製作した学校用教材です。
オーストラリアでは日本の「総合的な学習の時間」とよく似た学習課程が10年以上まえより導入されており、その実績をもとに日本とオーストラリアの先生方のアイディアを取り入れて完成しました。
セットの特色
- 100% Australian オーストラリアの実物
- Experiential 見て、触って、体験できる
- Bilingual 日本語、英語のワークシートファイルと解説書付き
- Cross Curricular 広いテーマ、さまざまな教科活動で使える
セットの内容1セットの内容物は全部で30品目以上あります。
- 学校生活(制服、カバン、帽子、教科書、弁当箱、音楽CD)
- 絵本4冊(オーストラリアの動物の物語など)
- 先住民アボリジニ文化(ブーメラン、アボリジニの絵画、旗)
- 動植物(動物パペット4種、ユーカリオイル、本)
- 社会/地理(硬貨と紙幣、地図)
- カンガクリケットセット
- A4サイズ写真カード20枚
- 料理レシピ
- 学習用ワークシート
貸し出し申し込み方法
2007年4月から、体験セットの貸し出しは、各地の教育機関等に委託しています。
詳しくはこちらへ
よく聞かれる問い合わせ
- セットの大きさはどれくらいですか?
青いクリケットバッグで届けられます。(30cmx30cmx90cm)」
- どれくらい前から予約をすればいのですか?
6ヶ月先までの予約を受け付けています。100セット以上用意してありますが、時期によってはすべて貸し出されていることもありますので、なるべく希望日の1ヶ月以上前に申し込みすることをおすすめします
- 小学校以外でも使えますか?
セットは小学生を対象に作られましたが、実際は多くの中学や高校、また幼稚園や大学、国際交流団体などでも活用されています。オーストラリアの実物がほとんどですので、子供から大人までオーストラリアの文化に親しむことができます。
- 貸し出し期間を延長することはできますか?
セット利用中に延長を希望する場合は、少なくとも返却予定日の2週間前までにご連絡ください。ただし予約状況によってはご希望に添えない場合もありますのであらかじめご了承ください。
利用者の声
東陽小学校(千葉県) 大木純一先生
オーストラリア体験セットは国際理解教育の学習にうってつけです。私は「オーストラリアこんにちは」という単元を組み、はじめの1時間に本セットを子ども達に紹介し、そこから子ども達が興味をもったものを調べていく活動をし、最後にクラズ全員でクリケットをしました。セットの内容はどれも興味深いものばかりで、子どもの興味関心を引き出せるいい教材です。大きな国旗、たくさん珍しい動物や見たことのない景色、かわいい制服、大きな弁当箱などどれも素晴らしく子ども達はくいいるように見ていました。いい教材に出会えて豪日交流基金の活動に感謝しています。
オーストラリア人国際交流員 アシュリー・ブルックスさん
JETプログラムの国際交流員の仕事の一環として、小学校を訪問してほしいという依頼を受けることがたびたびあります。当初は、私の母国の色々な側面についてどうすれば生徒たちにはっきりと、また生徒の興味を引き出すように説明できるのか不安でした。
こうした活動の中で、「オーストラリア体験」セットはとても貴重で絶対に必要な教材です。体験セットは、オーストラリアを紹介するのに有益な幅広いテーマを網羅しており、これは教科書や教師の一方的な説明からだけでは学べる内容ではありません。本セットは、日本の生徒たちにオーストラリアを「体験」する機会を提供してくれるものだと強く感じました。
初め、生徒たちは私に英語で自己紹介するのを恥ずかしがっていましたが、オーストラリアの動物パペットに向かっては熱心に自信を持って自己紹介をしていました。クリケット・セットを活用することによって、ただ試合を観戦するのではなく、実際にその競技がどんなものなのかを「感じる」ことができました。私は、ランチボックスと水筒が最もオーストラリアと日本の昼食の違いを示すのに役立つと思いました。
また、体験セットを使った「小学生向けの授業」を、私が教える大人向けの英語クラスに適用することができました。英語クラスの参加者たちは制服をとても気に入り、女性の一人はぜひ着させてほしいと私に頼んだほどでした。
「オーストラリア体験」セットはすばらしい教材であり、生徒のオーストラリアに対する意識と理解を高めたいと望んでいる教師にはぜひお勧めします。
2003年6月
アシュリー・ブルックス
島根県隠岐郡西ノ島町
国際交流員
北九州市立江川小学校 重越りえ子先生

今回総合の学習で「オーストラリア体験セット」を使わせていただきありがとうございました。ブーメランを導入に使い、その後、体験セットの中の物を教室いっぱいに展示し、それに触れさせたり、見させたりする中で、子ども達からいろんな視点の課題が出てきました。その後もセットの中の本や豪日交流基金のホームページで意欲的に調べ活動を行っていました。私も子ども達といっしょに楽しく学習をすることができました。
北九州市立江川小学校 丸山秀雄先生
「オーストラリアってどんな国」をテーマに、自分たちの住む日本と比べて調べる学習に取り組みました。オーストラリア体験セットは、その中心的な教材でした。
総合的な学習では、体験を通して学ぶことが児童の意欲を高め学習を深めることにつながります。異国の文化などを学ぶことは体験が難しく間接的な文献等が中心になります。このオーストラリア体験セットは、体験不足を補い、確かな情報を児童に与えてくれる大変貴重な資料となりました。クリケットを実際にやったり、ブーメラン制作をしたりなどの体験活動、オーストラリアでよく歌われる歌が入ったCDを聴くことによる音楽文化の体験、アボリジニ文化の一つの象徴である点描の詳しい説明など、児童の調べ学習の深化にも十分応えてくれる貴重な教材でした。
児童は、地形、気候、移民やアボリジニ文化などそれぞれのグループが調べた発表を聞いて、それらを統合的にとらえようとし、オーストラリアへの関心を高めています。今後どのように子どもの学びが発展するのか楽しみです。
北九州市立江川小学校5年生 田中和輝くん

オーストラリアの勉強はブーメランという一言から始まった。初めてブーメランは、オーストラリアの物と分かったぼく達は、次の時間にブーメランを作って体育館で遊んだ。最初は、飛ばしてもどってこなかったけどいろいろなアドバイスをつかみ、もどってくるようになったのでうれしかった。とても心にのこった。
ある日、生活科室に入るとオーストラリアの物がいろいろならんでいた。カウボーイみたいな服、お金、本、教科書、野球みたいな道具などがあった。ぼくはいろいろ疑問に思った。とくにぎもんに思ったのは、国旗のとなりにあったもう一つの旗だった。ぼくはその旗がなんなのか分かる日が待ちどおしかった。丸山先生から見せてもらった写真の最後に I am Australianという歌を聞いてとても気にいった。
北九州市立江川小学校5年生 花田彩圭さん
私は「点描」のことを調べてアボリジニという民族がオーストラリアにいることをしりました。友だちの発表で、アボリジニは何度も出てきました。ブーメランや地形について調べた人も、発表の中で「ウルルの周辺にアボリジニが住んでいる」とか「ブーメランはアボリジニのかりの道具」とか「アボリジニがエアーズロックをウルルとよびはじめた」などと、いっていました。自分があいまいにしか知らなかったアボリジニの生活が、友だちの発表で、もっと分かりました。
友だちの中で特に分かりやすいと思ったのが、紙しばいで発表したグループです。歴史や地形の調べた内容を「自分たちがタイムマシンで旅に出た」ということにしたりして工夫していたのでいいと思いました。
お問い合わせ
「オーストラリア体験セット」事務局
(株)放送映画製作所内
電話:03-5202-6087 Fax:03-5202-6066
Eメール:eco-cd@hosoeiga.co.jp
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